どことなく募金的フォーム。

エルバマットリスシオ レザーショルダー(ELBT7702)

ショルダーバッグを首から肩にかけるだけでどうしてそれっぽくなるのだろうか。それはさておいて鞄工房で職人が作る革製品シリーズに新たなバッグが仲間入りいたしました。

画像のマスタードのほか、グリーン、モカ、ネイビーの4色展開。エルバマットリスシオというイタリア産の正味ええ革、タンニンなめしの牛革(オイルこってり、でもキレイめ系)です。香久山鞄webサイトにて販売を開始しました。直営店でも展示品を含めちょっとだけご用意しております。

こちらはグリーン
Tempesti社ではlattuga(レタス)という色です

lattuga(ラットゥーガ)はイタリア語でレタスのこと。ガットゥーゾは守備的MF。

結球なのか非結球なのかは知りませんが、どうやらイタリア人にとってこの色はレタスということらしい。ルッコラとかバジルとかよりもレタスが淡い色だからでしょうか。

でも「ラットゥーガ!ラットゥーガ!ラットゥーーガッ!」って3回くらい連呼させると、セリエAの試合で実況の人が、ファンタジスタなプレイを目の当たりにして我を忘れて興奮してるようにしか思えなくなってくるなぁとか思っていたのですが、どうやらそれは2006年FIFAワールドカップドイツ大会のジェンナーロ・ガットゥーゾのラフプレイだった事に気がつきました。どこがファンタジスタやの。

切り目コバ仕上げでエッジの効かせながらも緩やかな曲線を描く、ちょっと艶のあるフォルムは、フォーマルな服装からオフのカジュアルファッションどちらにも映えるデザインになっています。

それでいてバッグ自体の重量も450g(ベルトも含む)と驚くほどの軽さです。革のバッグはちょっと重くて、とお悩みの方でもこの軽さなら気軽にお持ちいただけます。

画像の色はモカ
Tempesti社ではPiombo(なまり)という色

金髪ハゲたら生ビール出します。

Piombo(なまり)って聞き慣れないですがピョンボって発音します。鉛の元素記号はPb(Plumbum)ですのでなんとなく似てますね。元素周期表の第6周期は、金パツ(金Au)ハゲ(水銀Hg)タラ(タリウムTl)生(鉛Pb) ビールダシマス(ビスマスBi)って覚えてました。改めて書いてみるとひでぇ語呂合わせです。

収納部には長財布やスマートフォンがすっぽり収納できます。500mlのPETボトルも横にスッキリ収まるのでお出かけにもちょうどいい実用的なサイズのショルダーです。

ネイビーです
この色はTempesti社でもNavy

ネイビーの革にはスミクロのショルダーストラップがよく似合う。

金具はブラックニッケルめっき。金属面に不均一な”くすみ感”を出したかったのでバレルめっきをかけてます。ギラつかない抑制された光沢感は、野性味のあるエルバマットの雰囲気にもピッタリです。

ショルダーストラップの色合わせにもこだわって選びましたが、ネイビーの革は合う色がなくてホント困りました。いろいろ試したんですけど、最終的には”俺はネイビーの色をやめるぞ!”というまさかの選択のすえ、スミクロ(墨黒)を選びました。きれいな色してるだろ。

この色はマスタード
Tempesti社ではOcra(黄土)という色です。

ocraって聞くとついつい野菜のオクラ(okura)を想像してしまいますが、ご覧の通りどちらもつづりが違います。イタリア語のocraは「黄土」のことで英語ではocher となります。英語とイタリア語どちらもインドヨーロッパ語族で言語の根っこが一緒だから単語とか類似しているんだなぁとか、ちょっとだけ学術的なことをマジメに述べてしまいました。

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