-
素仕上げの鹿革を使用
「素仕上げ」とは、革を鞣す際の仕上げ工程でまったく、あるいはほとんど顔料を使用しない方法です。顔料は革の表面をコーティングするため、傷や汚れがつきにくく丈夫になりますが、顔料を多く使用するほど、革本来の風合いは感じられにくくなります。鞄工房山本では、ディアスキン(鹿革)本来の柔らかく繊細な触り心地を最大限に味わっていただくため、多くの製品で素仕上げの鹿革を使用しています。
素仕上げの革は、いわば化粧をしていない状態のため、顔料仕上げの革に比べて汚れがつきやすいというデメリットがあります。 その一方で、お使いいただくうちに革が馴染み、変化していく特性を持っているため、自分だけの風合いに仕上げていけるという醍醐味があります。
-
時間とともに、より味わい深く
藤岡勇吉本店ブランドの鹿革はきめが細かく、シボも小さめですが、この束入れくらいの大きさではその表情もさらに美しく魅力的に見えてきます。長く使っていただくほどに経年変化(エイジング)による革の味わいや雰囲気を楽しんでいただけるロングタイプのレザーウォレット。
束入れで展開する8色のうち、とくに憲法黒はタンニンなめしのヌメ革であるため、使い込むうち表面に艶が増していく特長を持っています。
-
スリムでも頼りがいのある収納力
機能性はそのままに、束入れよりも内側の革の使用量を減らすことで、よりスリムに持つことができるバイカラータイプの束入れ。メインの三つ付いた全幅ポケットの内、ひとつは大きく開く最大幅18ミリのマチがあり、お札入れとしてはもちろん、多くなるレシートや領収書なども十分まとめて入る抜群の容量があります。
クレジットカードやキャッシュカード、ポイントカード等が入るカードポケットも8個。小銭入れとは別使いの仕様を、内装も簡素化することにより、さらにスマートに。手前のポケットは浅めにつくられているので、よく使うカードを取り出しやすくなっています。
-
全6色の中からお好きなカラーを
お色は落ち着いたダークカラーを基調とした6タイプのバイカラーをご用意。定番のブラック(黒)には内側にグリーンを、ネイビー(紺)・グリーン(緑)・レッド(赤)の内側にはブラウン(茶)を。ブラウン(茶)にはネイビー(紺)、イエロー(?)には生成り。と、それぞれ色の組み合わせが大人の個性を感じるシンプルなデザインです。
ご自身はもちろん、ギフトのお相手に合うお色がきっと見つかるはず。
-
お手入れについて ~汚れがついた場合~
・革の表面についた汚れには、乾いた柔らかい布で乾拭きをして対処してください。
・素仕上げの鹿革はそのデリケートさゆえに、お手入れ用のクリームやスプレーのご使用は推奨いたしません。革の風合いが一度に大きく変化する可能性があります。お手入れについて ~濡れてしまった場合~
・乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、財布やポーチ、小物など濡れてしまった皮革製品の形を整えて、日の当たらない風通しの良い場所で陰干ししてください。