”求道の布帛(ふはく)” 帆布リュック

1日たった20メートルしか織れない生地

すでに途絶えて幻となった製法を当時の資料から復元。さらに当時の機械まで探し出して忠実に再現させた、マニアックの極みともいうべき布です。機織りには、当時使われていた貴重な旧型シャトル織り機を使用しております。織り機を製造したメーカーは数十年以上も前に廃業しており、修理はおろか交換部品すらない機械の調整をしながら慎重に織り上げるため、1日にわずか20メートル程度しか織れません。根気と手間のかかる作り方ですが、現代の最新機械ではけっして再現できない、趣のあるランダムな風合いと、ぬくもりに溢れた質感を生み出すことが可能です。その心地良い肌あたりをぜひご体感ください。

多角形に隠された収納力の秘密

立体を組み合わせたユニークな形状は、電車等で自分の前に抱え込んでも余裕な大きさ。背面にはメイン収納にアクセス可能なファスナースリットを設け、座ったままでも楽に中身が取り出せます。

正面からは台形と三角形を組み合わせた幾何学的デザイン。ところがこのリュックを真横からみると、それぞれの辺の長さが違う変則五角形になっているのがわかります。このちょっと変わったカタチが、リュックの収納力を支える秘密です。

フラップの開閉

特長的な台形フラップはマグネットホックによるワンタッチ開閉。フラップの下端には指かかりを良くするために革パーツが付いています。

2つ並んだファスナー収納

フラップを開けると、お財布やスマホの収納に便利な小物用のファスナーポケット（上22.5㎝×下13㎝×深さ16㎝）と、メイン収納のファスナーがあります。間口には厚手のバイアステープを巻いているので、ヨレやねじれが起きにくくなっています。リュックの他の部分にも、ちょっとした小技を駆使して立体感と耐久性を高めています。

背面に隠された第3のファスナーポケット

メイン収納にアクセス可能な長さ21.5㎝のファスナースリットを付けています。背負った状態では見えないようリュック背面部にレイアウトしています。

意外に入る、あなどれない収納力

メイン収納はA4サイズのファイルも入るサイズ感。背面側には小物の収納場所として便利なオープンポケットが2つ付いており、見た目はスリムですが、意外にたくさんの荷物を詰めることができます。

＜オープンポケットのサイズ＞