昔はこういうバッグを見ると、学生さんっぽい、とすぐに思っていました。早い話が大学生。

今は、シブい大人の男性にさらに似合いそうな気がします。
とくにこちらは、手間ひまかけて作ったものだけに、すでにいろいろな良いものをご存知の方に。

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渋柿家・牛革×柿渋染め帆布横型ショルダーバッグ

これまでご紹介してきた柿渋染めのバッグとの違い

ものすごーく、違います。その違いが、「私ここにいます!皆見て!」と言っているかのようです。しかも2つ。

1. 色:柿渋染めにネイビーがあるのです。

この商品は2色展開です。柿渋染めのブラウンと、それからネイビー。
柿渋なのにネイビー?

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ただでさえ手間のかかる柿渋染めに、後工程でインディゴ染めした色がこちら。

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なかなかカメラで写しきれない微妙なニュアンスなのです。実物は、見れば見るほど柿渋の温かい茶色~橙色と、インディゴ両方の色が感じられて、味わい深い。

そのうえ、インディゴ染めを施したことにより粗い、ザクッとした手触りが加わって、凹凸もより感じられます。

いわば、光らない玉虫色。伝統的な柿渋染めに劣らず、魅力的です。

2. 革の分量が多い

バックルが2つついた大きな革のフラップ。

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このバッグに使用されているオイルレザー(牛)は、程よい光沢と、自然なムラ、しっとりとした手触りが魅力です。

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本物素材(柿渋染め帆布)×本物素材(オイルレザー)で、ずっとお気に入りとしてお使いいただけます。

実は私、せっかくの柿渋染めをフラップで隠すなんて勿体ない、と少し思っていました。
でも、別の言い方をすると、この存在感ある革が貴重な柿渋染めを覆っているところがなんとも贅沢です。

〈柿渋染め帆布バッグ〉のいつもと同じ魅力ももちろんあります。

  • 収納力・至れり尽くせりのポケット
  • 頑丈さ
  • 美しいつくり、仕上げ

それぞれ画像でお見せしましょう。

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フラップを開けると、マチ幅たっぷりのポケットが2つ。幅14.5×深さ16×奥行き2.5(以下、サイズに関して若干の誤差はご了承下さい)

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内側にもファスナーポケット幅23×深さ16,平ポケット幅14×深さ16(口元をゆったり作っています)に加えてペットボトルホルダーも。

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もちろん、フラップを開けなくても背面にはファスナーポケットがあります。幅27.5×深さ17.5

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う~む。頑丈さをお見せするのは難しい。まずは6号帆布のタフさ。それが柿渋染めでさらに丈夫に。素材の強さに加えて、強固なつくり。頑丈です。

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細かいところも入念に仕上げています。

またしても、語るところがたくさん詰まっているバッグ。秋冬の装いにも活躍しそうです。

香久山鞄店 二見

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