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素仕上げの鹿革を使用
「素仕上げ」とは、革を鞣す際の仕上げ工程でまったく、あるいはほとんど顔料を使用しない方法です。顔料は革の表面をコーティングするため、傷や汚れがつきにくく丈夫になりますが、顔料を多く使用するほど、革本来の風合いは感じられにくくなります。鞄工房山本では、ディアスキン(鹿革)本来の柔らかく繊細な触り心地を最大限に味わっていただくため、多くの製品で素仕上げの鹿革を使用しています。
素仕上げの革は、いわば化粧をしていない状態のため、顔料仕上げの革に比べて汚れがつきやすいというデメリットがあります。 その一方で、お使いいただくうちに革が馴染み、変化していく特性を持っているため、自分だけの風合いに仕上げていけるという醍醐味があります。
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小銭を出す動作もちょっと楽しい
小さな本を開くように。女性の目線なら、コンパクトを開くように。ひらく動作は一つだけ。コインを探す際は、窓のところに収納した小銭を寄せれば、見分けるのも取り出すのも楽々です。閉じるのは、窓のない方に中身を寄せてパチン。
スナップボタンを外して開くだけの簡単・便利な構造で、お買い物で使うたび、今まで以上にコインの出し入れが楽しくなってくるかもしれません。
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鹿革だからこそのふっくらとしたカタチ
鹿革の特長を活かす、まるいカタチ。鹿革本来の手触りを十分に味わっていただくためにあえて芯材を使用せずにつくりました。縫い目もないシンプルさでも、表情に味があります。それは、鹿革の弾力性、美しい細かなシボ、目で見てもわかるなめらかさのお陰。
革小物の中でも特別に小さいアイテムだからこそ、素材である鹿革の質感と風合いをその手で包み込むようにしてご実感いただけます。
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単色?それともバイカラー?
高級感のある落ち着いた定番のブラックやブルーの単色と、ブラウン×レッドやイエロー×グレーなど魅力的で可愛いバイカラーのコインポーチ。お好みのものが見つかるようお色は、単色とバイカラーそれぞれ三種類ずつご用意しました。
いずれも、小銭の入るところには大人っぽいカーキ色のシャンタン生地を使用しています。男性、女性問わずに喜ばれる、ちょっとしたギフトとしてもおすすめです。
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お手入れについて ~汚れがついた場合~
・革の表面についた汚れには、乾いた柔らかい布で乾拭きをして対処してください。
・素仕上げの鹿革はそのデリケートさゆえに、お手入れ用のクリームやスプレーのご使用は推奨いたしません。革の風合いが一度に大きく変化する可能性があります。お手入れについて ~濡れてしまった場合~
・乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、財布やポーチ、小物など濡れてしまった皮革製品の形を整えて、日の当たらない風通しの良い場所で陰干ししてください。