伝統的な技術と独特の染めから生まれた趣のある逸品。6号帆布という頑丈な布に柿渋染めを何度も繰り返すことにより、より強固に仕上った素材。抗菌性や撥水性も兼ね備えたまさに布の中の最高級クラス。ヌメ革とのコンビでできあがったこのバッグは伝統の技法と現代の感性をおりまぜた他にはないスタイルです。柿渋をふんだんに使った渋柿家のバッグ。お出かけが楽しみになること必至です。
渋柿家新シリーズのB5縦型ショルダー(サイズ:22.5×28×7.5cm)はiPad等のタブレット収納も可能です。
※精密機器になりますので、収納される際は衝撃には十分ご注意ください。
▲バッグ内側にはパット入り中仕切りがあります。
▲底鋲付きです。また、底面にスポンジが入っており、カバンを置いた時に少しでも衝撃をやわらげる仕様になっています。
渋柿家のバッグには6号帆布が使用されています。柿渋染めにこだわるクロスライン社では長年の研究により6号帆布が最も柿渋染めバッグに適しているという結論にいたりました。しかし、厚く強固な6号帆布に柿渋の染料を染み込ませるのは難しく、さらにバッグの生地として使えるまでにかかる時間はおよそ2、3カ月は必要とされます。それでも独自の技法と柿渋に対する妥協しないこだわりが他の追随をゆるさない独自の個性を生み出しました。
バッグの縫製で一部に布の縫い目が一直線でない箇所がございますが、それは使用している帆布がもともと頑丈であり、さらに柿渋染めを何度も繰り返し行うことでより強固な素材に仕上っているためです。針を通せる箇所がなくなるくらいに繊維が吸着し合あった布の中を、針が通りやすい箇所を通って縫っているため縫製のラインが一直線にとれない箇所がでてきているのです。
柿渋は、青柿を砕いて絞った汁を、発酵熟成させた天然染料です。柿タンニンにより塗布物に防虫、防腐、耐水性を与える性質があります。日本古来から漁網、酒袋、和傘、漆器など、日本人の生活に幅広く利用されてきました。近年、化学塗料の普及と共に影をひそめていましたが、再び、その価値が注目され、さまざまな用途での利用を見直されております。
※効果はすべて天然の柿渋によるものですので化学染料や薬品の効果との違いがございますことを予めご了承ください。
※色合いは商品一つ一つによってことなりますがそれが個性となり他にはないバッグへと仕上ります。
▲長財布やペットボトルやメガネケースなど、お出かけの際にお持ちする小物を収納するのにちょうどよいバッグです。
▲内側にファスナーポケットとオープンポケットの2つのポケットがあります。
▲バッグ前面にもファスナーポケットがあります(写真右)。
渋柿家シリーズの中でも帆布の面積を広めにとってあり、ふんだんに使用された柿渋染め6号帆布の深い味わいをより楽しめるバッグとなっています。“エコなスタイル”を持つ喜びと楽しさ。柿渋染め帆布のいろいろな特性とともに経年変化を楽しみつつ、自分だけの“マイバッグ”へと育てあげてください。。